死後に解剖「かかりつけ医」がいない
以前、弊社でお手伝いしたご家族様のお父様が、ご自宅のベットにて静かに息を引き取られました。ご家族様のお話ではいつも通り食事もとり、お昼からのデイケアのお風呂に行くのを楽しみにしていたとのお話でした。朝食のあとお風呂に行くまでの時間、自室のベットで横になっておられデイケアの方が、迎えにくる時間になったので、自室に声をかけに行くと息をしていない状態だったとのことでした。
生前、病気などもなかったため、かかりつけ医がないとのことでした。かかりつけ医がない状態で、自宅で逝去された場合、死因特定のため検案が行われます。お住まいの所管警察署で、医師による検案が行われ、死因を特定します。警察署での検査だけで死因が特定できない場合は、大阪市で逝去された場合、事件性がなければ大阪府監察医事務所にて「CT検査・行政解剖」になります。生前、かかりつけ医が無く逝去された場合は、死後 解剖されるケースも少くありません。
ある程度の年齢になれば、体の調子が悪い悪くないなど関係なく、かかりつけ医が必要になるのかもしれません。かかりつけ医がいれば解剖にならなかったかもしれません。
大阪府監察医事務所
かかりつけ医が無い場合など、死因不明または不審な状況で死亡した場合は大阪府監察医事務所にて「CT検査・行政解剖」が行われます。
死因判明後、遺体搬送・死体検案書が交付されます。死体検案書は役所への死亡届出に必要な書類になるため必ず必要になります。大阪市では死体検案書 代金として「20,000円の文書料」が必要になります。大阪市葬祭扶助を利用した福祉葬の場合、文書料は葬祭扶助の費用に含まれていますので、当家様の自己負担はございません。
- 名称:大阪府監察医事務所
- 住所:大阪市中央区馬場町1−6
- 電話:06-6946-3198
- 業務:異状死体の検案(検査)する行政機関
- HP:公式サイトはこちらから
解剖後の遺体搬送について
解剖後の遺体搬送についても弊社にお任せください。
大阪府監察医事務所への寝台車のお手配、遺体搬送も経験豊富なスタッフが適切に対応させていただきますのでご安心ください。また監察医事務所への故人様のお迎えに関しては「お棺を持参・スタッフ2人体制」でのお迎えなどの決まりがありますので、経験ある葬儀社に依頼することをおすすめします。遺体安置等にについては下記リンクからご覧いただけます。
- 葬儀形式:福祉葬
- 費用負担:当家負担金なし
- 葬儀内容:告別式に寺院読経付き
- その他 :生花祭壇付き