葬儀の際の寺院手配「宗派がわからない」
お葬式のとき、通夜・告別式にお寺さんに読経をお願いする際、宗派がわからい場合はどうすればいいのか詳しくご説明いたします。
それでは宗派がわからいない場合の確認方法をご説明いたします。
1.親族に尋ねる
故人の兄弟姉妹、叔父叔母、伯父伯母など、親族に聞いてみるのがまず最善です。特に、法事やお盆などの行事を取り仕切っていた人がいれば、知っている可能性が高いです。
2.菩提寺に確認する
先祖代々お付き合いのあるお寺、菩提寺があれば、そのお寺の宗派が故人の宗派である可能性が高いです。お寺の名前や場所がわかれば、電話で問い合わせてみましょう。
3.仏壇や位牌、お墓を確認する
仏壇や位牌、お墓に宗派を示す文字が刻まれている場合があります。
- 仏壇: 仏壇の形状や装飾によって、ある程度宗派を推測することができます。例えば、浄土真宗の場合は金色の阿弥陀仏像が中央に安置されていることが多いです。
- 位牌: 位牌の戒名に含まれる文字も、宗派によって特徴があります。
- お墓: お墓の石塔の形や納骨室の形状によっても、宗派を推測することができます。例えば、浄土宗の場合は宝塔型のお墓が多いです。
- 葬儀社に相談する
- 上記の方法で宗派がわからない場合は、葬儀社に相談しましょう。葬儀社は、経験と知識に基づいて、宗派を特定するためのアドバイスをしてくれます。
どうしても宗派がわからない場合や、特定の宗教にとらわれずに葬儀を行いたい場合は、無宗教葬を検討するのも一つの方法です。無宗教葬は、宗教的な儀礼を行わず、故人の人柄や思い出を偲ぶことに重点を置いた葬儀です。
日本の仏教宗派
現在、日本では13宗派の仏教宗派が存在します。その中でも、特に有名なのが「日本八宗」と呼ばれる8つの宗派です。
- 天台宗
- 真言宗
- 浄土宗
- 浄土真宗
- 臨済宗
- 曹洞宗
- 日蓮宗
- 法相宗
宗派の選び方
宗派を選ぶ際には、以下の点を考慮すると良いでしょう。
- 故人の意志:故人が生前に信仰していた宗派があれば、それを尊重する。
- 自分の信仰:自分自身が信仰している宗派があれば、その宗派を選ぶ。
- 地域の習慣:住んでいる地域の習慣に合わせて、一般的な宗派を選ぶ。
- お寺との相性:お寺との相性も重要です。実際に足を運んで、雰囲気や住職の話を聞いてみるのも良いでしょう。
仏教は、長い歴史の中で様々な宗派に分化してきました。それぞれの宗派には、異なる教えや修行方法があります。葬儀を行う場合は、故人の宗派に合わせることが一般的ですが、特定の宗派にこだわらない場合は、自由に選ぶことができます。宗派を選ぶ際には、故人の意志、自分の信仰、地域の習慣、お寺との相性などを考慮すると良いでしょう。
寺院紹介にも対応します
菩提寺・檀那寺がない場合、弊社にて当家様のご宗派に合った、宗派の寺院紹介にも対応しておりますのでご安心ください。
枕経・通夜経・告別式 読経をはじめ、初七日法要、満中陰法要などの僧侶の手配にも対応いたします。また戒名(法名)のみご希望の方もご相談ください。
- 葬儀形式:福祉葬
- 費用負担:当家負担金なし
- 葬儀内容:告別式に寺院読経付き
- その他 :生花祭壇付き