かかりつけ医の有無
以前、弊社でお手伝いしたご家族様のお父様が、ご自宅のベットにて静かに息を引き取られました。
ご家族様のお話ではいつも通り食事もとり、お昼からのデイケアのお風呂に行くのを楽しみにしていたとのお話でした
朝食のあとお風呂に行くまでの時間、自室のベットで横になっておられデイケアの方が、迎えにくる時間になったので、自室に声をかけに行くと息をしていない状態だったとのことでした。
どうしていいかわからず、とりあえず弊社にお電話をいただきお話をお聞きし、まずは「警察に電話をして下さい」とお伝えしました。あとご遺体に触れてはいけないとご家族様にお伝えしました。
心肺停止でお体も冷たくなっているとのことでしたので、救急車を呼んで病院に運ばれても死因がわからないと言われます。
生前、病気などもまったくなかったのでかかりつけ医もいない状況でした。管轄する警察署の刑事さんが自宅にきて、死因を特定するために故人を警察署に連れて行き、検案(検死)がおこなわれます。検死が終わるまで、故人様はご自宅に戻ってこれません。
突然のご逝去(死亡)のため、不審死の扱いにあるからです。事件性があるのかないのか、死因となった原因は何かを調べなければなりません。
結果、事件性はないと判断されたが詳しく死因を調べる必要があるため、大阪府監察医事務所で行政解剖が行われることになりました。
検案が終了したとの報告を受け、寝台車を用意し監察医事務所へ故人様をお迎えに伺いました。生前、病院などなく入院もしたことない方だったのに、お亡くなりになってから解剖されるとは残念なことです。
ある程度の年齢になれば、体の調子が悪い悪くないなど関係なく、かかりつけ医が必要になるのかもしれません。かかりつけ医がいれば解剖にならなかったかもしれません。
死後、解剖されないためにも定期的に病院で見てもらうのが一番よいのかもしれません。
ご相談・ご質問
お葬式は地域によって、しきたりや風習などが異なりますので地域の葬儀屋さんに相談することをおすすめ致します。弊社では365日24時間体制でご相談・ご質問に対応させていただきます。